印象材とアドヒーシブ6
[ 目的 ]
レジンの種類が, 接着に及ぼす影響についてを検討する.
[ 材料 ]
アドヒーシブ:インプリンシスシリコンアドヒーシブ(トクヤマ)
印象材:インプリンシス (トクヤマ, インプリント4 (3M ESPE), フュージョンII(GC)
レジン:ユニファスト3 ( GC ), プロビナイス(松風), キュアグレース(トクヤマ)
[ 方法 ]
・ユニファスト3, プロビナイス, キュアグレースを通法に従い練和し, プレート状に成型
・完全重合させた後, 表層をカーバイドバーにて一層切削
・インプリンシスシリコンアドヒーシブをプレートに1回塗布し乾燥
・インプリンシスを築盛し完全硬化
・ピンセットを用いてインプリンシスの剥がれ具合を確認
[ 結果 ]
・全てのレジンにおいて, 十分な接着が得られた.
[ 考察とまとめ ]
・ユニファスト3, プロビナイス, キュアグレースのいずれも, 完全重合し表面を削合するなど適切な処理をおこなえば, 問題なくインプリンシスシリコンアドヒーシブは機能すると考えられる.
0 件のコメント:
コメントを投稿