2016年9月30日金曜日

新潟の歯科スタディグループ LMN

 毎夏行ってきたLMNの全員ケースプレゼンテーションが迫っています。ある人間の不義により一時休止に追い込まれていた会でしたが、有志の気持ちが止まった歯車を再び動かしてくれました。
 首を捻りたくなるようなタイトルもありますが、ここが今の本分です。やるべきことをやっていこうと思っています。
 嬉しいことにこのブログを読んでくれている方から見学希望のメールをいただきました。二匹目のどじょうを狙って、検索にひっかかるようなタイトルとしました。見学希望の方はmkmsts@gmail.comまでメールをください。事前抄録をお送りします。

2016年9月29日木曜日

2016年臨床基本ゼミ フィナーレ

 9月24,25日に2016年の臨床基本ゼミがフィナーレを迎えました。受講生のH先生は体調不良で参加できず残念でしたが、最終ケースプレはもくあみ会へと持ち越してもらいたいものです。
 15名の受講生のケースプレに対して、講師陣からは厳しいコメントが目立ちました。しかし、受講前はその対話すら成り立たなかったはずです。臨床基本ゼミの名称をそのまま受け取れば、臨床の基本を学ぶゼミだと思われていたことでしょうが、本質は『質の高い臨床を成し遂げるために必要な基本となること』を学ぶところです。半年間の受講により、その臨床への登山口が示され、通行許可証が得られたわけですから、この険しくも楽しいイバラ道を登り続けてほしいと願っています。道中にはもくあみ会という山小屋もあります。

 来年の基本ゼミの募集も始まっているようです。間違いなしのオススメです。 http://kihonzemi.com/kihonzemi/TOP.html

2016年9月20日火曜日

ミステリアス・ピカソ

 唐突の昔話です。1998年、私の10代最後の夏に、渋谷のbunkamuraまで映画を観に行きました。お目当は、『ミステリアス・ピカソ 天才の秘密』でした。
  当時は、若気の至りか、あるいはサブカルチャーを気取っていたのでしょう、新潟でもミニシアターによく足を運んでいた記憶があります。今ではどこかへいってしまいましたが、映画チラシをコレクションしていたこともありました。まだその小さな映画館は営業していますが、ほとんど訪れることはなくなってしまっています。
 話を元に戻しますが、ピカソの絵には興味はもっていたものの、一般的な人が抱く程度のものでしかありませんでした。しかし、『ミステリアス・ピカソ』のチラシを手に取った私は、衝動的に観に行こうと決めたのだと思います。 映画は非常にユニークな撮影手法がとられています。天才画家の頭の中をのぞくことを目的に、ピカソが描くキャンパスを裏から撮影することで、筆の動きや創作ステップが明快にみてとれるというものです。ピカソのユニークでありパワフルな絵が、流れるようなスピードで描かれていく様に圧倒され、え?まさか?そうなっちゃうの?という驚愕の展開の連続に興奮しっぱなしだったことを今でも鮮明に覚えています。下の動画は映画の一部です。この映画以来、私はピカソのにわかファンとなったわけです。  つづく