2017年6月27日火曜日
まだ名のない会
楽しみにしていた『まだ名のない会』に出席しました。金子先生の記録といえば何と言っても『臨床記録』ということになりますが、今回はその裏話『ANOTHER STORY』でした。 「俺ほど遊んだ人間はいない」、そんな風にお話しされていたのをかつて耳にしたことがありましたが、これほどまでとは・・・と圧巻のスライドの連続でした。ジョー・プライスと張り合いたくなる気もわかりました。 臨床もそうですが、遊びも真似できる人は後にも先にもいないでしょう。スーパースターとはまさにこの人のことで、憧れるのはいいですが追いつこうなんて到底無理なお話だということもよくわかりました。。完全白旗、圧倒的でした。
2017年1月16日月曜日
神妙の域
先週の日美は北斎を特集していた。北斎は当時にしては異例の長寿で90歳まで生きたそうだが、それまでに幾度となく名を変え、75歳以降は『画狂老人卍』の号を使っていたと云う(歯狂老人Kなら知っているが・・・)。なんとも考えさせられたのが『富獄百景』の後書きで、『私は6歳より物の形状を写し取る癖があり、50歳の頃から数々の図画を表した。とは言え、70歳までに描いたものは本当に取るに足らぬものばかりである。73歳になってさまざまな生き物や草木の生まれと造りをいくらかは知ることができた。ゆえに、86歳になればますます腕は上達し、90歳ともなると奥義を極め、100歳に至っては正に神妙の域に達するであろう。」と北斎は述べたそうだ。番組ではこの言葉に対し、自信の表れか、はたまた自身への鼓舞かなどといった議論が交わされていたが、「描くことが楽しいという純粋な気持ちではないか」という井浦新の言葉が自分には一番しっくりきた。
比ぶべくも無い小さな話に過ぎないが、自身の臨床を振り返ってみても取るに足らぬものばかりで、神妙の域には到底辿り着けるはずもないが、もう少し何とかならないものかと思う。大抵のことは通り過ぎた後になって、「ああ、こういうことだったのか」「ああ、まだこんなところに来ただけに過ぎないのか」となる。凡人のサダメと割り切っているので天才を羨むことも無いが、北斎の言葉からすると案外天才も同じように感じているのかもしれない。
北斎はおよそ200年前を生きた。それから随分文明は進んだようだが、宇宙の歴史からすれば瞬きに過ぎない。恐竜が絶滅したように、いつか人間の築いた歴史がリセットされる日も来るかもしれない。そんな儚い歴史に北斎は名を残したが、きっとそんなことが目的だったわけではなく、純粋に絵師としての人生を楽しんだのだろう。歯医者もそのように楽しみたい。
ちなみに画像は私が子供の時に習っていた習字の先生の作品で、「遊びで書いたよ」と言いながら持ってきてくださったもの。この人もまた楽しんでいる。
比ぶべくも無い小さな話に過ぎないが、自身の臨床を振り返ってみても取るに足らぬものばかりで、神妙の域には到底辿り着けるはずもないが、もう少し何とかならないものかと思う。大抵のことは通り過ぎた後になって、「ああ、こういうことだったのか」「ああ、まだこんなところに来ただけに過ぎないのか」となる。凡人のサダメと割り切っているので天才を羨むことも無いが、北斎の言葉からすると案外天才も同じように感じているのかもしれない。
北斎はおよそ200年前を生きた。それから随分文明は進んだようだが、宇宙の歴史からすれば瞬きに過ぎない。恐竜が絶滅したように、いつか人間の築いた歴史がリセットされる日も来るかもしれない。そんな儚い歴史に北斎は名を残したが、きっとそんなことが目的だったわけではなく、純粋に絵師としての人生を楽しんだのだろう。歯医者もそのように楽しみたい。
ちなみに画像は私が子供の時に習っていた習字の先生の作品で、「遊びで書いたよ」と言いながら持ってきてくださったもの。この人もまた楽しんでいる。
2016年9月20日火曜日
ミステリアス・ピカソ
唐突の昔話です。1998年、私の10代最後の夏に、渋谷のbunkamuraまで映画を観に行きました。お目当は、『ミステリアス・ピカソ 天才の秘密』でした。
当時は、若気の至りか、あるいはサブカルチャーを気取っていたのでしょう、新潟でもミニシアターによく足を運んでいた記憶があります。今ではどこかへいってしまいましたが、映画チラシをコレクションしていたこともありました。まだその小さな映画館は営業していますが、ほとんど訪れることはなくなってしまっています。
話を元に戻しますが、ピカソの絵には興味はもっていたものの、一般的な人が抱く程度のものでしかありませんでした。しかし、『ミステリアス・ピカソ』のチラシを手に取った私は、衝動的に観に行こうと決めたのだと思います。 映画は非常にユニークな撮影手法がとられています。天才画家の頭の中をのぞくことを目的に、ピカソが描くキャンパスを裏から撮影することで、筆の動きや創作ステップが明快にみてとれるというものです。ピカソのユニークでありパワフルな絵が、流れるようなスピードで描かれていく様に圧倒され、え?まさか?そうなっちゃうの?という驚愕の展開の連続に興奮しっぱなしだったことを今でも鮮明に覚えています。下の動画は映画の一部です。この映画以来、私はピカソのにわかファンとなったわけです。 つづく
当時は、若気の至りか、あるいはサブカルチャーを気取っていたのでしょう、新潟でもミニシアターによく足を運んでいた記憶があります。今ではどこかへいってしまいましたが、映画チラシをコレクションしていたこともありました。まだその小さな映画館は営業していますが、ほとんど訪れることはなくなってしまっています。
話を元に戻しますが、ピカソの絵には興味はもっていたものの、一般的な人が抱く程度のものでしかありませんでした。しかし、『ミステリアス・ピカソ』のチラシを手に取った私は、衝動的に観に行こうと決めたのだと思います。 映画は非常にユニークな撮影手法がとられています。天才画家の頭の中をのぞくことを目的に、ピカソが描くキャンパスを裏から撮影することで、筆の動きや創作ステップが明快にみてとれるというものです。ピカソのユニークでありパワフルな絵が、流れるようなスピードで描かれていく様に圧倒され、え?まさか?そうなっちゃうの?という驚愕の展開の連続に興奮しっぱなしだったことを今でも鮮明に覚えています。下の動画は映画の一部です。この映画以来、私はピカソのにわかファンとなったわけです。 つづく
2016年4月8日金曜日
伊藤若冲 生誕300年
今年は若冲生誕300年ということで、書店に行くと関連本が平積みになっていました。その中から白象が表紙のものを一冊購入しパラパラ読んでいると、4月22日から東京都美術館にて若冲展が開催されるということがわかりました。2013年のプライスコレクション東北巡回展では『鳥獣花木図屏風』に圧倒されましたが、今度の展覧会では『動植綵絵』全30幅が一挙に見られるとのことなので、時間を作って見にいきたいと思います。
ご興味のある方は、過去ログで予習を・・・
http://mk2mics.blogspot.jp/2012/02/blog-post_14.html
(追記)
期待していた日曜美術館は4月で40周年を迎えたそうです。いらないキャストや安っぽい演出におや?っと思うこともありましたが大丈夫でしょうか。展覧会はきっととんでもない人出になることでしょう・・・
http://mk2mics.blogspot.jp/2012/02/blog-post_14.html
(追記)
期待していた日曜美術館は4月で40周年を迎えたそうです。いらないキャストや安っぽい演出におや?っと思うこともありましたが大丈夫でしょうか。展覧会はきっととんでもない人出になることでしょう・・・
2014年11月11日火曜日
越後妻有『光の館』
新潟の十日町で大地の芸術祭というアートトリエンナーレが開催されるようになってから14年が経ちます。その中のアート作品の1つに、ジェームズ・タレルによる『光の館』があります。見学では何度も訪れていましたが、一度は宿泊してみたいと考えていました。担当者と連絡をとりながら、なんとか半年待ちの予約をとりつけることができ、LMNの今年の合宿を行うことができました。
この『光の館』の見どころの一つが、矩形の天窓から空の色の移り変わりを見上げるライトプログラムです。日の入り時刻に合わせて和室に寝転びながら、ぽっかりと開いた天井から覗く空をじっと見つめていると、遠い空が段々と迫ってくるような錯覚を覚え始めます。窓周りの人工灯は気がつかない速度で色を変え、調和していきます。宿泊者だけに許されたゆっくりとした時間に、いつまでも浸っていたい気分でした。
宿泊施設としても素晴らしく、豊かな自然に囲まれた落ち着いた3つの和室があり、10人でも十分な広さがありました。キッチン設備は完璧で、数えきれないほどの調理器具と食器が揃っており、料理の得意な子分達に存分に腕を奮っていただきました。浴場にはわずかなライトがあるのみで、ほとんど真っ暗。怪しげな雰囲気の中、裸の付き合いを楽しみました。風呂上がりのプレゼンが振るわなかったのが唯一残念でしたが、個人的には大いに楽しんだ合宿でした。
この『光の館』の見どころの一つが、矩形の天窓から空の色の移り変わりを見上げるライトプログラムです。日の入り時刻に合わせて和室に寝転びながら、ぽっかりと開いた天井から覗く空をじっと見つめていると、遠い空が段々と迫ってくるような錯覚を覚え始めます。窓周りの人工灯は気がつかない速度で色を変え、調和していきます。宿泊者だけに許されたゆっくりとした時間に、いつまでも浸っていたい気分でした。
宿泊施設としても素晴らしく、豊かな自然に囲まれた落ち着いた3つの和室があり、10人でも十分な広さがありました。キッチン設備は完璧で、数えきれないほどの調理器具と食器が揃っており、料理の得意な子分達に存分に腕を奮っていただきました。浴場にはわずかなライトがあるのみで、ほとんど真っ暗。怪しげな雰囲気の中、裸の付き合いを楽しみました。風呂上がりのプレゼンが振るわなかったのが唯一残念でしたが、個人的には大いに楽しんだ合宿でした。
2014年11月10日月曜日
イメージに近づける
院長室の掃除と模様替えをしました。自分にしかわからない世界かもしれませんが、壁に飾られた2点に見守られて、頑張ろうという気持ちが湧いてきます。
下の画像は、デスクトップ周辺です。Mac miniは256GBのSSDに換装し、システムファイルとアプリケーションのためだけに使うようにしました。元々入っていた1TBのHDDはデータ格納用として、2台の外付けがTimemachineを交互に回しています。大食いのRAWデータと付き合っていくには今後も大容量化が必至と思われますが、当面はこのシステムで凌げそうです。 ギラつくガラスのモニターと違い、EIZOは眼に優しくお気に入りです。外が明るいと遮光フードをつける必要があるのですが、あまり日当りが良くないことが逆に幸いしています。
ブルーライトをカットしてくれるというJINS PCメガネも効果がありそうなので使っていますが、若干ブラウンがかって見えるため画像の色調整時には注意が必要です。
下の画像は、デスクトップ周辺です。Mac miniは256GBのSSDに換装し、システムファイルとアプリケーションのためだけに使うようにしました。元々入っていた1TBのHDDはデータ格納用として、2台の外付けがTimemachineを交互に回しています。大食いのRAWデータと付き合っていくには今後も大容量化が必至と思われますが、当面はこのシステムで凌げそうです。 ギラつくガラスのモニターと違い、EIZOは眼に優しくお気に入りです。外が明るいと遮光フードをつける必要があるのですが、あまり日当りが良くないことが逆に幸いしています。
ブルーライトをカットしてくれるというJINS PCメガネも効果がありそうなので使っていますが、若干ブラウンがかって見えるため画像の色調整時には注意が必要です。
2014年8月2日土曜日
from INDIA
たまに訪れる家具屋が郊外にあります。売りの一つであるアートギャッベのような高級品は手が出ませんが、置物や雑貨の類いのセンスも良いため、飾る当てのなさそうなものもついつい買ってしまいます。
今回は、インドからやって来たというカラフルな紐で紡がれた馬やラクダを連れて帰ってきました。右写真の後ろに放牧されているシマウマとキリンも一緒です。インドの雑貨というとインド文様のようなデザインのイメージでしたが、あまりそういった感じがないところも気に入りました。あとは、この子たちの居場所を探さなければ・・・
2014年5月8日木曜日
喜多川歌麿三部作「雪月花」
日曜美術館で紹介されていた歌麿に引き寄せられるように、連休は遠出をしました。2013年10月にオープンしたばかりという岡田美術館は、贅を凝らしたというべきか中々立派な建築でした。足湯に浸かりながら壁一面に描かれた風神雷神図が鑑賞できるスペースなどいささか派手な演出は気になりましたが・・入館料も2800円と中々立派なせいか、思っていたほど混雑はしていなかったのはラッキーでした。さすがに本命の前には人が沢山集まっていましたが、それでもじっくりと鑑賞できる時間はありました。浮世絵への見識は一切持ちあわせていない者にとってしても、タテ2メートルヨコ3.5メートルの中に描かれた27人の細かい描写を観察することは単純に楽しく、様々な想像をかきたてる作品でした。
「深川の雪」の隣に小さく紹介されていた残り2つの絵「品川の月」と「吉原の花」もまた美しく、国内にないことを惜しむばかりです。特に「品川の月」が所蔵されているワシントンのフリーア美術館の作品は門外不出という決まりらしく、この3作がそろい踏みするのは極めて難しいことなのでしょう。こういった一連の作品が世界にバラバラに散ってしまっているということは度々あることですが、何とも寂しい気持ちになります。 それにしても三部作・・・三脚思考・・・
「深川の雪」の隣に小さく紹介されていた残り2つの絵「品川の月」と「吉原の花」もまた美しく、国内にないことを惜しむばかりです。特に「品川の月」が所蔵されているワシントンのフリーア美術館の作品は門外不出という決まりらしく、この3作がそろい踏みするのは極めて難しいことなのでしょう。こういった一連の作品が世界にバラバラに散ってしまっているということは度々あることですが、何とも寂しい気持ちになります。 それにしても三部作・・・三脚思考・・・
![]() |
| 深川の雪 |
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| 品川の月 |
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| 吉原の花 |
2014年1月6日月曜日
クラウス・ハーパニエミのサンドピクチャー
どうぞお見捨てになられないようお願い申し上げます。
何年か前からか、上の画像のような不思議なイラストがクリスマス時期の伊勢丹のディスプレイを飾っているのに気づいていました。独特のファンタジーな世界観の中に、どこか日本画や藤城清治の絵を感じさせる作風が気になっていましたが、誰の作品なのか調べるには至らないままでした。伊勢丹は私にとっては普段はあまり用の無い場所なので、これまでイラストの詳細を知ることがなかったのですが、お歳暮を見に行ったときにちょうど彼のキャンペーンコーナーが開催されており、ようやくクラウス・ハーパニエミというフィンランドのイラストレーターのものだということがわかりました。
その展示場で見つけたのが、左の絵です。一目で気に入り、手に取ってしばらく眺めていました。ちょっと不審者だったかもしれません。
実はこの絵、額縁の中には砂と水と空気が入っていて、上下をひっくり返すと、砂時計のように砂がゆっくりと落ちていくのです。そのときにできる模様は、山々のようになったかと思えば、時には砂漠のように、またある時にはピラミッドのように・・・と毎回違います。中の空気量はコントロールできるようになっており、気泡の量や細かさを変えて砂の落ちる速度や落ち方を調整することができます。ゆっくりゆっくり落ちる砂を眺めながらグラスを傾けるというのも中々乙なものです。
このユニークな絵のスタイルは『サンドピクチャー』といい、オーストリアのクラウス・ベッシュというアーティストが創り出したそうで、どうやらそれなりに知られているようです。検索してみると色々な背景のものがあり、どれもが幻想的な雰囲気を持っていて、待合室にも一つ飾りたいなと思っています。
2012年2月14日火曜日
2011年11月5日土曜日
12時間の旅
シルヴィ・ギエムを観に行くと決めてから、文化の日が来るのを待ちに待っていました。公演会場は愛知県芸術劇場。私にとって初めての愛知上陸です。これまで随分行きにくい距離に思っていましたが、実のところ新潟ー中部国際空港間はわずか1時間しかかからず、一気に身近に感じる県となりました。旅の御供は右の本。前回のブログで記事にするやいなや、「そんなことはとうの昔から知ってたよ」、とK先生からご紹介いただいた『いつも旅のなか』(角田光代著)です。まさか!と思うようなところまで先回りされているK先生は『ボレロ』についてもエピソードをお持ちで、まるで私はお釈迦様の手のひらの上の悟空のようです。
さて、そのボレロの話に移りましょう。バレエの知識を持ち合わせていない私にその内容の解説はできませんし、振り付けに込められた意味もわかりません。しかし、ただただ感動しました。ギエムが踊った3演目『ルナ』『TWO』『ボレロ』はどれも素晴らしかったのですが、やはりボレロが一番心震えました。この曲とギエムのバレエには間違いなく人にエネルギーを与える何かがあると感じました。無理してでも行って本当に良かった…
テレビでもニュースや特集が組まれているようです。
世界のプリマ 被災地で踊る「ボレロ」(リンク先で視聴可)
シルヴィ・ギエム ~限界の挑戦~ 11月5日(土) 午後11:30〜
この旅が最高なものになったのは、もう一つの理由があります。敬愛するM井先生が一日名古屋を案内して下さったのです。もくあみ会で初めてお会いしてからずっと良くしていただいており、そのリーダーシップに惚れ込んでいるのですが、今回お誘いを受け、道中何から何まで至れり尽くせりのおもてなしをいただきました。おかげで短い滞在時間を濃密に過ごすことができ、とても充実した旅となりました。
独立国家とも言われる愛知県だけあって、なるほど食べ物も珍しいものが多かったのですが、それでいて美味しく、すっかり気に入ってしまいました。激しい道路事情だけは中々慣れるのに時間がかかりそうですが。
暗くなった帰りの空から眺める愛知の街はキラキラして星空のようでした。それよりも一層輝く一等星のM井先生、本当にありがとうございました。
さて、そのボレロの話に移りましょう。バレエの知識を持ち合わせていない私にその内容の解説はできませんし、振り付けに込められた意味もわかりません。しかし、ただただ感動しました。ギエムが踊った3演目『ルナ』『TWO』『ボレロ』はどれも素晴らしかったのですが、やはりボレロが一番心震えました。この曲とギエムのバレエには間違いなく人にエネルギーを与える何かがあると感じました。無理してでも行って本当に良かった…
テレビでもニュースや特集が組まれているようです。
世界のプリマ 被災地で踊る「ボレロ」(リンク先で視聴可)
シルヴィ・ギエム ~限界の挑戦~ 11月5日(土) 午後11:30〜
この旅が最高なものになったのは、もう一つの理由があります。敬愛するM井先生が一日名古屋を案内して下さったのです。もくあみ会で初めてお会いしてからずっと良くしていただいており、そのリーダーシップに惚れ込んでいるのですが、今回お誘いを受け、道中何から何まで至れり尽くせりのおもてなしをいただきました。おかげで短い滞在時間を濃密に過ごすことができ、とても充実した旅となりました。
独立国家とも言われる愛知県だけあって、なるほど食べ物も珍しいものが多かったのですが、それでいて美味しく、すっかり気に入ってしまいました。激しい道路事情だけは中々慣れるのに時間がかかりそうですが。
暗くなった帰りの空から眺める愛知の街はキラキラして星空のようでした。それよりも一層輝く一等星のM井先生、本当にありがとうございました。
2011年9月14日水曜日
シルヴィ・ギエム
少し遅いニュースですが、シルヴィ・ギエムが"HOPE JAPAN TOUR"にて『ボレロ』を上演するそうです。正直、ダンスには全く疎いのですが、ギエムのボレロに興味を持つようになったのは、2009年の大晦日にNHKで放送していたのを偶然目にしてからです。元々楽曲としてのラヴェルのボレロは好きだったので、最初はボーっと見ていたのですが、すぐさま心を奪われたのを憶えています。振り付けの善し悪しなどは全くわからないのですが、素人でも惹きつけられてしまうのはやはり世界的なダンサーだからなのでしょう。曲に合わせて盛り上がっていく後半は圧巻です。15分と長く感じるかもしれませんが、最後まで観るのがオススメです。
Youtube シルヴィ・ギエム - ボレロ
このギエムによるボレロは1990年から15年間で103公演が全国で行われていたようですが、2005年を最後に「もう踊らない」と封印されていました(2009年に一度だけ追悼公演で上演)。それが、今回ボレロを踊ってくれることになったのは次の理由からだそうです。
「それは震災前にこの作品を通して、私と日本の観客の皆さんの間に結ばれた絆を再確認するため、そしてこの作品の振付家、日本を心から愛していたベジャールの魂を日本へ連れてくるためです。もし彼がまだ生きていたら、必ず日本のために何か行動したでしょうから...。「ボレロ」は過去の思い出と共にあり、心を奮い立たせる強いエネルギーを与えてくれる作品。だから過去の絆を大切にしながら未来へ前進しなければならない今、「ボレロ」を踊るのはとても重要だと思うのです。」
もう生で観ることは叶わなかったはずのボレロ。ギエムの日本に対する心意気への感謝も込めて、この最後と思われる機会に観にいってみようと思います。日程的に可能なのは、愛知県立劇場…遠いですが、行くしかありません!
Youtube シルヴィ・ギエム - ボレロ
このギエムによるボレロは1990年から15年間で103公演が全国で行われていたようですが、2005年を最後に「もう踊らない」と封印されていました(2009年に一度だけ追悼公演で上演)。それが、今回ボレロを踊ってくれることになったのは次の理由からだそうです。
「それは震災前にこの作品を通して、私と日本の観客の皆さんの間に結ばれた絆を再確認するため、そしてこの作品の振付家、日本を心から愛していたベジャールの魂を日本へ連れてくるためです。もし彼がまだ生きていたら、必ず日本のために何か行動したでしょうから...。「ボレロ」は過去の思い出と共にあり、心を奮い立たせる強いエネルギーを与えてくれる作品。だから過去の絆を大切にしながら未来へ前進しなければならない今、「ボレロ」を踊るのはとても重要だと思うのです。」
もう生で観ることは叶わなかったはずのボレロ。ギエムの日本に対する心意気への感謝も込めて、この最後と思われる機会に観にいってみようと思います。日程的に可能なのは、愛知県立劇場…遠いですが、行くしかありません!
2011年7月30日土曜日
大雨と絵本
新潟では木曜日から雨が降り続いています。慣れ親しんだ天候ですので普段は全く気にする事はないのですが、ここまで道路が冠水してしまうと流石に生活に支障が出てきます。せっかくの休日を棒に振りたくはありませんから、大雪の日専用の長靴を引っ張りだしてきて、行く手を阻む河を強行突破しました。100メートルも行くと普段と変わらない道があり、私の家周辺の海抜が低い事がよくわかりました…
向かったのは、世界の絵本作家展Ⅲ『絵本の世界へ旅しよう』です。童心に還るような懐かしさを期待していきましたが、数点を除いては初めて見る絵柄ばかりでしたので、新鮮な気持ちの方がほとんどでした。読書用に、といくつも置いてある絵本をしばらく読んでみると、子供の感受性を高めるには絶対、上乗せが望めない大人にとっても、失われていく一方のそれを取り戻してくれるような気がしました。自分の子供にはたくさんの絵本を与えてあげようと強く感じました。
絵本展では、世界に6点しかないという星の王子様の原画の1枚がもう1つの目玉でした。
物販コーナーでは、以前から気になっていた星の王子様の飛び出す絵本が売っているのを期待していましたが、残念ながら見当たらず。代わりというわけではないですが、装幀が魅力的で、綺麗な絵がたくさん載っていた不思議の国アリスを衝動買いして帰りました。
降り止まない雨と絵本が非日常感を際立たせてくれた休日でした。
2011年5月8日日曜日
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久しぶりの更新ですが、決してのんべんだらりと日々を過ごしていたわけではありません。話題がなければ当然筆は進まないので、ほぼ毎日のように記事をアップされる方は本当に凄い。きっと存在が大きいので、その重力でネタを引き寄せてしまうのでしょう。勿論手をこまねいて待っているだけではないと思いますが。
ところで、私が拝読している歯科関係のブログは15ほどあります。その多くが東京のK先生のリンクから辿りついたサイトですが、中には自分で開拓したものもあります。私は検索大好きっ子なので、調べたいものがあるとすぐgoogleを開きます(検索にたよってばかりいると、頭が悪くなるという話もありますが)。今回は、須貝昭弘先生がご考案された『レジン接着法』について書かれた論文が歯界展望の何月号に載っていたかを調べたいと思い、検索しはじめました。『レジン接着法』だけで検索すると、須貝先生のブログは出てくるので事は足りたのですが、他に臨床応用し紹介しているサイトを探そうにも、関係のないページの山から探し当てるのは困難です。そこで『レジン接着法 須貝』(敬称略ですいません)で検索すると…H先生のブログが見つかりました。H先生とは面識はありませんが、もくあみ会や臨床歯科を語る会で活躍されている先生なので、すかさずブックマークです。このように経過とともに症例を呈示されているのは本当に素晴らしいと思いますし、まだ短い経過しか追えていない私にとっては羨ましくもあり、とても刺激を受けます。ちなみに『臨床歯科を語る会』なども検索ワードとしてオススメです。
最後に上の画像について。Photoshopでフリーの素材を組み合わせただけですが、一応自作です。もはやアートと呼ぶべき多くの名スライドをつくられたK先生には遠く及びませんが…
不格好ながら…そこそこK先生の領域──── (とある名言を改変)
でも今気付きましたがちょっとiPodの広告っぽいかも…
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