2018年7月10日火曜日

補綴臨床の60年


楽しみにしていた臨床歯科を語る会が終わりました。自分の出番は金曜日の夜の部屋でした。鷹岡先生と熊谷先生に症例を見ていただき、今後欠損歯列を考え、欠損補綴を計画する上でのヒントをたくさん教えていただきました。

土曜日は今年最も楽しみにしていた金子先生の「補綴臨床の60年」でした。半端ではない枚数のスライドでしたが、全てが凝りに凝られたものでした。しかもその中身は60年に及ぶ歯科医人生ですから、面白くないはずがありません。拍手万雷とはこのことでした。
お話を伺いながらずっと頭の中で感じていたのは、金子先生は芸術家だということです。歴史的な美術作品などを見ていると、どれほどの時間を費やしてどれほどの情熱を注いでいたのだろうか・・・と常々思うのですが、今回の作品を通して金子先生の歩んでこられた道に思いを馳せながら改めてその考えを強くしました。

その熱量は準備段階から分科会や翌日の全体会へ影響を与えていたのでしょう。全ての内容が素晴らしく、間違いなく近年最高の会でした。

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