シリコン印象材が開発された歴史はわかりませんが、おそらくは『精密に印象を採る』ということが目的だったのだろうと推測します。そして、それは『適合』を追求するためとも言い換えられます。印象材だけでなく、ペリオや形成といった支台歯の問題、石膏や埋没材などの技工室の問題など、とても多くの因子が『適合』に関与していて、それらは先人達が一つずつ明らかにされてきました。印象法の中では、個人トレーと個歯トレーを用いた印象が最も印象精度が良いとされています。いかに印象材の寸法精度が向上したとしても、既製トレーを用いる方法は、個人・個歯トレーのアドバンテージを超えられていないというのが一般的な考えです。
シリコン印象材の新製品の広告は頻繁に舞い込んできますが、専用のアドヒーシブが併売されている製品はほぼありません。そのようなメーカーは個歯トレーの使用を想定していないと考えて良さそうです。トクヤマに仁義を立てて、インプリンシス一本!でも十分かもしれないのですが、新製品が持つ、硬化時間の短縮・撤去の容易さといった特性は患者さんへのメリットになるため無視はできません。個歯トレーを使っていく上で、良さそうな組み合わせを見つけたいというのが今回の実験の目的です。
実験は色々やっていますので、気長にお待ち下さい。。。
2014年12月20日土曜日
2014年12月15日月曜日
印象材とアドヒーシブ
インプリンシスのアドヒーシブは、唯一化学的にトレーレジンと接着すると言われています。対象となるシリコン印象材は選ばないとも言われていましたが、どうやら物によっては相性なのかきちんとくっついていないということがわかりました。純正の印象材を使えばいい話なのですが、最新のものからするとインプリンシスはやはり一世代前の材料という感じはぬぐえません。歯肉のコントロールがきちんとされた状態で、個歯トレーを用いれば問題なく印象採得が行えるということはわかってはいますが、精度や硬化時間、親水性などの性能向上に目を背けることもないだろうと考え、デモ機をお借りして色々試してみることにしました。新製品ではキュアグレースといった好例もあるため、材料に対しては常に好奇と疑惑の眼差しを向けていきます。当座の目的はインプリンシスアドヒーシブとの相性をみることです。
2014年11月11日火曜日
越後妻有『光の館』
新潟の十日町で大地の芸術祭というアートトリエンナーレが開催されるようになってから14年が経ちます。その中のアート作品の1つに、ジェームズ・タレルによる『光の館』があります。見学では何度も訪れていましたが、一度は宿泊してみたいと考えていました。担当者と連絡をとりながら、なんとか半年待ちの予約をとりつけることができ、LMNの今年の合宿を行うことができました。
この『光の館』の見どころの一つが、矩形の天窓から空の色の移り変わりを見上げるライトプログラムです。日の入り時刻に合わせて和室に寝転びながら、ぽっかりと開いた天井から覗く空をじっと見つめていると、遠い空が段々と迫ってくるような錯覚を覚え始めます。窓周りの人工灯は気がつかない速度で色を変え、調和していきます。宿泊者だけに許されたゆっくりとした時間に、いつまでも浸っていたい気分でした。
宿泊施設としても素晴らしく、豊かな自然に囲まれた落ち着いた3つの和室があり、10人でも十分な広さがありました。キッチン設備は完璧で、数えきれないほどの調理器具と食器が揃っており、料理の得意な子分達に存分に腕を奮っていただきました。浴場にはわずかなライトがあるのみで、ほとんど真っ暗。怪しげな雰囲気の中、裸の付き合いを楽しみました。風呂上がりのプレゼンが振るわなかったのが唯一残念でしたが、個人的には大いに楽しんだ合宿でした。
この『光の館』の見どころの一つが、矩形の天窓から空の色の移り変わりを見上げるライトプログラムです。日の入り時刻に合わせて和室に寝転びながら、ぽっかりと開いた天井から覗く空をじっと見つめていると、遠い空が段々と迫ってくるような錯覚を覚え始めます。窓周りの人工灯は気がつかない速度で色を変え、調和していきます。宿泊者だけに許されたゆっくりとした時間に、いつまでも浸っていたい気分でした。
宿泊施設としても素晴らしく、豊かな自然に囲まれた落ち着いた3つの和室があり、10人でも十分な広さがありました。キッチン設備は完璧で、数えきれないほどの調理器具と食器が揃っており、料理の得意な子分達に存分に腕を奮っていただきました。浴場にはわずかなライトがあるのみで、ほとんど真っ暗。怪しげな雰囲気の中、裸の付き合いを楽しみました。風呂上がりのプレゼンが振るわなかったのが唯一残念でしたが、個人的には大いに楽しんだ合宿でした。
2014年11月10日月曜日
イメージに近づける
院長室の掃除と模様替えをしました。自分にしかわからない世界かもしれませんが、壁に飾られた2点に見守られて、頑張ろうという気持ちが湧いてきます。
下の画像は、デスクトップ周辺です。Mac miniは256GBのSSDに換装し、システムファイルとアプリケーションのためだけに使うようにしました。元々入っていた1TBのHDDはデータ格納用として、2台の外付けがTimemachineを交互に回しています。大食いのRAWデータと付き合っていくには今後も大容量化が必至と思われますが、当面はこのシステムで凌げそうです。 ギラつくガラスのモニターと違い、EIZOは眼に優しくお気に入りです。外が明るいと遮光フードをつける必要があるのですが、あまり日当りが良くないことが逆に幸いしています。
ブルーライトをカットしてくれるというJINS PCメガネも効果がありそうなので使っていますが、若干ブラウンがかって見えるため画像の色調整時には注意が必要です。
下の画像は、デスクトップ周辺です。Mac miniは256GBのSSDに換装し、システムファイルとアプリケーションのためだけに使うようにしました。元々入っていた1TBのHDDはデータ格納用として、2台の外付けがTimemachineを交互に回しています。大食いのRAWデータと付き合っていくには今後も大容量化が必至と思われますが、当面はこのシステムで凌げそうです。 ギラつくガラスのモニターと違い、EIZOは眼に優しくお気に入りです。外が明るいと遮光フードをつける必要があるのですが、あまり日当りが良くないことが逆に幸いしています。
ブルーライトをカットしてくれるというJINS PCメガネも効果がありそうなので使っていますが、若干ブラウンがかって見えるため画像の色調整時には注意が必要です。
2014年8月16日土曜日
見覚えあり
新潟の新津というところに弥生時代の遺跡があります。隣接する美術館に用があったのですが、遺跡の展示館があったのでふらっと立ち寄りました。私も年をとって、こういったものに全く見向きもしないという時期は過ぎたように思いますが、最も目を惹いたのは本筋と外れたところで、そのガイドブックでした。臨床ファイルVシリーズによく似ていたからです。表紙の雰囲気も然り、中身の写真の豊富さも然り。そして驚くべきは、これが無料配布というところです。配布対象は誰とも知らずの不特定多数でしょうから、大量に配るのを前提にしたオフセット印刷なのでしょうが、金子先生から冊子製作販売の大変さを伺っていたので、少々驚きました。
現在、6月末に長岡のI田先生を御招きして行ったLMNの企画を冊子のような形にしたいと考え、色々といじくっているところなので、レイアウトなどは参考になりそうです。
現在、6月末に長岡のI田先生を御招きして行ったLMNの企画を冊子のような形にしたいと考え、色々といじくっているところなので、レイアウトなどは参考になりそうです。
2014年8月3日日曜日
2014年8月2日土曜日
from INDIA
たまに訪れる家具屋が郊外にあります。売りの一つであるアートギャッベのような高級品は手が出ませんが、置物や雑貨の類いのセンスも良いため、飾る当てのなさそうなものもついつい買ってしまいます。
今回は、インドからやって来たというカラフルな紐で紡がれた馬やラクダを連れて帰ってきました。右写真の後ろに放牧されているシマウマとキリンも一緒です。インドの雑貨というとインド文様のようなデザインのイメージでしたが、あまりそういった感じがないところも気に入りました。あとは、この子たちの居場所を探さなければ・・・
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