上越新幹線に乗ると座席にはさまっているのが、この『トランヴェール』です。以前は気に留めていなかったのですが、頻繁に東京-新潟を行き来していることもあり徐々に手にとるようになり、最近では毎月新刊を楽しみにしています。中でも気に入っているのは、角田光代さんの『目的地まで、あとどのくらい』という巻頭エッセイです。文章の上手さにひきこまれて、代表作の小説『八日目の蝉』の映画やテレビドラマまで目を通すという完全ににわかファン状態です。『目的地まで、あとどのくらい』という言葉もとても好きで、このブログにつけた『往き往きて此処何処』という言葉のイメージと全くぴったりです。というか、ブログを始める前にこのエッセイが始まっていたら、タイトルを拝借したかもしれません。
さて話は変わって、10月23日は新幹線に乗って、GCの国際歯科シンポジウムに参加してまいりました。お目当ては赤枠のセッションでした。内容は言わずもがなで素晴らしく、数多ある会場の中でも、このホールに最初から最後まで居れたのは最良の選択だったと感じることができました。
前回のブログで目指すところはまだまだ遠いということを書きました。『目的地まで、あとどのくらい』あるのか見当もつきませんが、乗っている列車に間違いはないようです。
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