2016年7月15日金曜日

すれ違い咬合の補綴処置

 先日の臨床歯科を語る会の全体会で行われた「左右的すれ違い傾向症例の補綴処置」を聴き感じたことを、若手の一人として述べたいと思います。 
 いきなり関係ない話ですが、行きつけの美容院で「若手の一人として〜」と話していたら、美容師さんから「えっ?まだ若手なんですか?」と言われました。確かに37歳でいつまでも若手なんて言っていられないなと恥ずかしい思いをしました。これからは脱・若手宣言です。
 スライド6枚になってしまったため、分けて連載します。







2016年6月21日火曜日

咬合崩壊と二次固定


 2016もくあみ会事後抄録が「咬合崩壊と二次固定」として編集され、7月の臨床歯科を語る会にてお披露目されようとしています。
 当誌製作に尽力したのは新潟若手のダイナモであるT先生です。サッカーで鍛えた持ち前の体力と精神力を元に、驚くべきスピードでゴールに漕ぎ着けようとしています。ボランチを得意とする彼の献身的な動きには以前から定評がありましたが、今作業にて創造性も開花させ、いくつものパスを繋ぎながら素晴らしい冊子を作り上げました。偉大なる監督から異例の特別寄稿も頂戴し、大変読み応えのある内容になっているかと思います。完成を楽しみにお待ち下さい。

2016年5月17日火曜日

ラストダンス2

 自分の中での今年の一大イベントの一つ、臨床基本ゼミの第3回が終わりました。
 1日目は受講生の悩んでいる症例を通して、”欠損歯列のみかた”というテーマを話し合いました。魑魅魍魎の世界だという欠損歯列は、考えなければならないことが極めて多く、方程式のように答えを出すことは不可能です。手がかりとなるはずの欠損歯列のキーワードは思考の中では散らばりがちで、それらを統合して事件を解決していくことは腕ききの刑事のなせる技です。頼みのKA367も完璧な取扱説明書などはなく、使い込みながら自分のものにしていくしかありません。捜査は足で稼げと言われていますが、地道に歩いて聞き込みを続け証拠を積み重ねて犯人を見つけ出せという犯罪捜査の鉄則が欠損歯列にもドンピシャ当てはまりそうです。『見かた』を『味方』にできるかどうかは、興味をもってやり続けられるかどうかにかかっています。

2016年4月14日木曜日

ラストダンス

 NBAのレジェンドであるコービー・ブライアントの現役最後の試合が終わりました。私がNBAに一番ハマっていたのは中学生の時でちょうどマイケル・ジョーダン全盛期。バルセロナオリンピックのドリームチームから始まり、ブルズ2回目の3連覇あたりまでは熱心にBSを見たり、HoopというNBA雑誌を毎月隅々まで読み込んでいました。ジョーダンの引退と共に熱は徐々に冷めていったため、その時期から台頭し始めたコービーにはそこまで強い思い入れはありませんでした。

 現在、NBAはゴールデンステート・ウォリアーズが新しい歴史を作っています。ステフィン・カリーを中心とした新しいバスケットは、これまでの記録を次から次へと打ち破っており、今年は本当にエキサイティングなシーズンでした。それとは裏腹にレイカーズは最下位。引退を前にしたコービーは、以前であれば入ったようなショットが微妙にズレてしまうこともしばしばで、低調なパフォーマンスに終わることも少なくありませんでした。

 ところが最後の最後のユタジャズ戦、コービーはなんと60得点をマークしたというのです。これは普通では考えられない数字で、ましてや引退する選手がラストマッチで・・・スーパースターたる所以でしょう。よくよく調べてみればコービーと私は同級生。伝説を残して去りゆく気分は全く想像もつきません。。WOWOWでの放送は14日深夜。ラストダンスを目に焼き付けます。

2016年4月13日水曜日

新潟もくあみ会始動

 2012年2月に初めて行われた新潟もくあみ会。その第二回に向けての動きがスタートしました。本家もくあみ会で議論に上がった仮着セメントについて掘り下げてみたらどうかということで、新潟の二大頭脳が繰り広げる議論は夜遅くまで白熱しました。後ろからみていて、頼もしい先輩方を改めて誇らしく思いました。
 少人数ミーティングでの4Kディスプレイの優位性も良く分かりました。

2016年4月8日金曜日

伊藤若冲 生誕300年

 今年は若冲生誕300年ということで、書店に行くと関連本が平積みになっていました。その中から白象が表紙のものを一冊購入しパラパラ読んでいると、4月22日から東京都美術館にて若冲展が開催されるということがわかりました。2013年のプライスコレクション東北巡回展では『鳥獣花木図屏風』に圧倒されましたが、今度の展覧会では『動植綵絵』全30幅が一挙に見られるとのことなので、時間を作って見にいきたいと思います。 ご興味のある方は、過去ログで予習を・・・ 
http://mk2mics.blogspot.jp/2012/02/blog-post_14.html

(追記)
期待していた日曜美術館は4月で40周年を迎えたそうです。いらないキャストや安っぽい演出におや?っと思うこともありましたが大丈夫でしょうか。展覧会はきっととんでもない人出になることでしょう・・・

2016年4月7日木曜日

1がリングストロボ, 2にマイクロレンズで, 3にミラー?

 口腔内写真の正面観以外はミラー撮影ということですが、基本ゼミではRef97というミラーが良いと教わりました。それは反射率が97%と優れているからであり、実際に使ってみた時は従来のメタルミラーと較べてなんと鮮やかな写真が得られるのかと驚いたものでした。
 しかしガラスという欠点も抱えており、落としたら十中八九割れてしまうという繊細な代物です。大切に使ってきたつもりでしたが、側方面観を撮ろうと口角をミラーで圧排したところ折れてしまうというアクシデントにより、新たに購入する必要に迫られました。ちょうどそのとき、Ref97以外にも反射率の高いガラスミラーがあるということを知り、ウルトラブライト(デンタルテクニカ社)という製品を試しに買ってみました。


 左は同一条件で撮ってそのままの編集なしの画像です。ウルトラブライトを使った画像の写りは上々で反射率に遜色はないものと思われました。咬合面観は特に光量が届きづらく、メタルミラーではTTLでも暗めな画像になってしまっています。

 しかし、使用しているとどうもいつものように操作できないことがわかってきました。特に舌側面観などの狭いスペースにミラーを入れこまなければいけない撮影の場合でそれは顕著でした。よくよくRef97と較べてみると厚さが違うのです。折れてしまったRef97は最も細いシェイプになっているところで破折しており、そのことからすると厚いことは耐久性からすると望ましいことなのですが、使いづらいのは致命的でした。わずか2~3mmの差なのですが、これで2軍落ち。高い買い物でした。