2016年12月6日火曜日

代替品

 セントリックが強固ということで評価の高いKSK咬合器。臨床基本ゼミで教わったものの、すでに販売中止のためヤフーオークションで何台かをかき集め、クラウンブリッジに使用していました。全く新品同様のものも手に入ったりしたこともあったのですが、不注意で落下させてしまい、インサイザルピンが折れてしまいました。古き良きものは大切にしていきたいものですが、無いものねだりしていてもどうにもならないので、代替品を探していました。 あるラボから納品される咬合器に目をつけ、ある方からの後押しもあったため、まずはデンタルメイトIIとラボメイトIIというものを購入してみました。2つの違いは顎間距離だけのようです。まだ簡単に触っただけですが、なかなかセントリックもしっかりしていて、軽くハンドリングも良さそうです。値段も¥6,500と安価です。
 しかし、購入した咬合器が届いた矢先に、前述したラボからの技工物の中に「おや?」と思うラボメイトIIがありました。しっかりしているはずのセントリックにカタツキがあるのです。よくよく調べてみると、上弓をとめているネジが錆びて緩んでいるようでした。怪我の功名で、今後はこんなところも注意深くみていきたいと思います。 咬合器の相談相手から、CSA-300なる平均値咬合器も薦めていただきました。KAVOのProterのそっくりさんですが、こちらも購入したので折を見て使ってみたいと思います。