2018年2月15日木曜日

欠損隣接歯が弱体化している局面

 全体会のテーマを「欠損隣接歯が弱体化している局面」に最終決定しました.
 もくあみ会会員にインプラントにまつわるアンケートをお願いしたところ, 予想通りその使用には慎重な姿勢をとっている先生が多いということがわかりました. その中で, どのような時にインプラントによる介入を悩むのかという点で分析を進めていくと,「欠損の隣接歯が弱体化している局面」というテーマが浮かび上がってきました.
 弱体化した歯を小文字で表現するというのはKA367の画期的発想の1つですが, 欠損歯列における弱体化した歯の取り扱い, とりわけ欠損に隣接している場合は支台歯としての任務も考えなければならないことから, 多くの術者の悩みに繋がっているようです. 今回の全体会では、少数歯欠損〜多数歯欠損あたりのステージにおいて「欠損隣接歯が弱体化している局面」の症例を会員から提示してもらい, 様々な処置方針についてディスカッションしていきたいと考えております。
※KA367はイメージです