2016年4月14日木曜日

ラストダンス

 NBAのレジェンドであるコービー・ブライアントの現役最後の試合が終わりました。私がNBAに一番ハマっていたのは中学生の時でちょうどマイケル・ジョーダン全盛期。バルセロナオリンピックのドリームチームから始まり、ブルズ2回目の3連覇あたりまでは熱心にBSを見たり、HoopというNBA雑誌を毎月隅々まで読み込んでいました。ジョーダンの引退と共に熱は徐々に冷めていったため、その時期から台頭し始めたコービーにはそこまで強い思い入れはありませんでした。

 現在、NBAはゴールデンステート・ウォリアーズが新しい歴史を作っています。ステフィン・カリーを中心とした新しいバスケットは、これまでの記録を次から次へと打ち破っており、今年は本当にエキサイティングなシーズンでした。それとは裏腹にレイカーズは最下位。引退を前にしたコービーは、以前であれば入ったようなショットが微妙にズレてしまうこともしばしばで、低調なパフォーマンスに終わることも少なくありませんでした。

 ところが最後の最後のユタジャズ戦、コービーはなんと60得点をマークしたというのです。これは普通では考えられない数字で、ましてや引退する選手がラストマッチで・・・スーパースターたる所以でしょう。よくよく調べてみればコービーと私は同級生。伝説を残して去りゆく気分は全く想像もつきません。。WOWOWでの放送は14日深夜。ラストダンスを目に焼き付けます。

2016年4月13日水曜日

新潟もくあみ会始動

 2012年2月に初めて行われた新潟もくあみ会。その第二回に向けての動きがスタートしました。本家もくあみ会で議論に上がった仮着セメントについて掘り下げてみたらどうかということで、新潟の二大頭脳が繰り広げる議論は夜遅くまで白熱しました。後ろからみていて、頼もしい先輩方を改めて誇らしく思いました。
 少人数ミーティングでの4Kディスプレイの優位性も良く分かりました。

2016年4月8日金曜日

伊藤若冲 生誕300年

 今年は若冲生誕300年ということで、書店に行くと関連本が平積みになっていました。その中から白象が表紙のものを一冊購入しパラパラ読んでいると、4月22日から東京都美術館にて若冲展が開催されるということがわかりました。2013年のプライスコレクション東北巡回展では『鳥獣花木図屏風』に圧倒されましたが、今度の展覧会では『動植綵絵』全30幅が一挙に見られるとのことなので、時間を作って見にいきたいと思います。 ご興味のある方は、過去ログで予習を・・・ 
http://mk2mics.blogspot.jp/2012/02/blog-post_14.html

(追記)
期待していた日曜美術館は4月で40周年を迎えたそうです。いらないキャストや安っぽい演出におや?っと思うこともありましたが大丈夫でしょうか。展覧会はきっととんでもない人出になることでしょう・・・

2016年4月7日木曜日

1がリングストロボ, 2にマイクロレンズで, 3にミラー?

 口腔内写真の正面観以外はミラー撮影ということですが、基本ゼミではRef97というミラーが良いと教わりました。それは反射率が97%と優れているからであり、実際に使ってみた時は従来のメタルミラーと較べてなんと鮮やかな写真が得られるのかと驚いたものでした。
 しかしガラスという欠点も抱えており、落としたら十中八九割れてしまうという繊細な代物です。大切に使ってきたつもりでしたが、側方面観を撮ろうと口角をミラーで圧排したところ折れてしまうというアクシデントにより、新たに購入する必要に迫られました。ちょうどそのとき、Ref97以外にも反射率の高いガラスミラーがあるということを知り、ウルトラブライト(デンタルテクニカ社)という製品を試しに買ってみました。


 左は同一条件で撮ってそのままの編集なしの画像です。ウルトラブライトを使った画像の写りは上々で反射率に遜色はないものと思われました。咬合面観は特に光量が届きづらく、メタルミラーではTTLでも暗めな画像になってしまっています。

 しかし、使用しているとどうもいつものように操作できないことがわかってきました。特に舌側面観などの狭いスペースにミラーを入れこまなければいけない撮影の場合でそれは顕著でした。よくよくRef97と較べてみると厚さが違うのです。折れてしまったRef97は最も細いシェイプになっているところで破折しており、そのことからすると厚いことは耐久性からすると望ましいことなのですが、使いづらいのは致命的でした。わずか2~3mmの差なのですが、これで2軍落ち。高い買い物でした。