2011年5月23日月曜日

わたしのBloggerの使い方 ~レイアウトの問題を中心に~

 数多あるBlogサービスの中から、この『Blogger』を選び、利用させてもらい3ヶ月が経ちました。実はexciteブログのアカウントも取得しましたし、最近流行り?のfc2ブログにもちょっかいを出しましたが、Bloggerで進めていくことに至ったのはいくつかのわけがあります。
レビューも兼ねて見つめ直してみたいと思います。
 これが私が使用しているテンプレートの記事入力フォームです。入力フォームは『作成』と『HTMLの編集』に分かれており、基本となるのは前者です。フォント(6種類)、フォントサイズ(5種類)、文字の色などを選択できるので、テキスト入力に関しては十分ここで事足ります。
 我々歯科医がBlogを用いてケースの呈示など情報発信をする場合、重要なのは画像の『大きさ』『きれいさ』です。その点、Bloggerでは記事のスペースを大きく取れるようにカスタマイズできるので有利です。Blog上でサムネイル表示されている画像には『きれいさ』は期待できませんが、容量を気にしなければ大きい画像をアップしておくこともできます。
(容量は1GBまで無料.年間5ドルで20GBにアップグレード.)

 問題となってくるのは挿入画像のレイアウトです。普段からケースプレなどでスライドを作っている人であれば、画像レイアウトに苦慮したことが必ずあると思います。 画像4枚の組スライドの連続では面白みがないとばかり変化をつけようとすると、ゴチャゴチャ混み合ってしまったり、逆に空いた余白が気になり始めたりと…ただ、それがスライド作りの楽しさでもありますし、巧く仕上がれば達成感はひとしおです。
 Blogにおいてもその気持ちは変わりませんが、Photoshopを用いるスライド作りと大きく違うのは規制が多いというところです。先ほどの『作成』フォームはいわば簡易入力モードであり、画像のサイズは『小・中・大・特大・元のサイズ』の5パターン、レイアウトにいたっては『左・中央・右』の3パターンからしか選べません。 そのた
め、複雑なレイアウトを作るの
は難しいのです。

2011年5月17日火曜日

RAWについて

 口腔内写真の色調についてきちんと意識しはじめたのは、臨床基本ゼミで厳しく指摘していただいてからです。今でもまだまだ手探り状態で調整しているわけですが、RAWデータで撮り始めてからは昔に比べれば良い色が出せるようになっているように思います。
 難しいことはよくわからないのですが、RAWはいわゆる『ネガフィルム』の状態で、JPGは『現像されてできあがった写真』と認識しています。通常のコンパクトデジカメで撮影した画像がすでにJPGになっているのは、デジタルカメラ側で現像作業までしてくれているということなのでしょう。JPGというのは圧縮されたデータなので、かなり情報が失われており、それを画像編集ソフトで調整すると画質がさらに劣化してしまいます。そのため昔撮った色の悪い口腔内写真をどれだけPhotoshopでいじろうとも綺麗にならず、歯痒い思いを何度もしました。ですから、口腔内写真を撮り始めたばかりの若い臨床医は特にRAWで撮っておくべきです。RAWで撮っておけば、現像作業はPhotoshop上で行うことになるので、調整の自由度が段違いですし、うまく調整がいかずともすぐに劣化していない状態からやり直すことができます。一度この味を知ってしまうと、JPGだけの生活に戻ろうとは思いません。
 難点は容量(1枚8MB程度)と言われていますが、データがどんどん大容量化している時代ですから、あまり問題にはならないと考えています。最近はRAWだけで撮ることも多いのですが、下の6枚はRAW+JPGで撮影したものをそれぞれ違う調整をして比較してみました。あまりカメラに詳しくない私ですからピントがずれている(カメラだけに)内容かもしれませんが、間違っているようでしたらコメントやメールなどでご指摘下さい。

左:JPGのまま 右:上段左を彩度など調整
左:RAWのまま 右:中段左を露光量・彩度など調整
左:中段左をホワイトバランスツールのみで調整 右:下段左を露光量を調整し明るく

 Blogにアップするため容量を小さくしなければならず、画像解像度を落としているのであくまで参考程度にしかなりませんが、未調整のJPGとRAWとの色調の違い(上段左と中段左)には驚かされます。カメラの方でかなり調整されているのがわかります。



 下段のホワイトバランス(以下WB)ツールについても基本ゼミで金子先生から教えていただいたものです。これにはまず『QPカード』というものが必要になります。以下のような感じで使っていたのですが、これだとちょっと黄色い感じが…(下段左右)WBツールだけでは調整は足りないのかもしれません。現在はWBは使わずに、RAWを調整していますが、まだまだ模索中といったところです。好みの色は、中段右です。あまり赤がきつくならないよう彩度を落としているのですが、どんなものでしょうか…
 金子先生のBlogではRAW+AFを推薦しているので、今後の展開が楽しみです。


2011年5月8日日曜日

検索


久しぶりの更新ですが、決してのんべんだらりと日々を過ごしていたわけではありません。話題がなければ当然筆は進まないので、ほぼ毎日のように記事をアップされる方は本当に凄い。きっと存在が大きいので、その重力でネタを引き寄せてしまうのでしょう。勿論手をこまねいて待っているだけではないと思いますが。

ところで、私が拝読している歯科関係のブログは15ほどあります。その多くが東京のK先生のリンクから辿りついたサイトですが、中には自分で開拓したものもあります。私は検索大好きっ子なので、調べたいものがあるとすぐgoogleを開きます(検索にたよってばかりいると、頭が悪くなるという話もありますが)。今回は、須貝昭弘先生がご考案された『レジン接着法』について書かれた論文が歯界展望の何月号に載っていたかを調べたいと思い、検索しはじめました。『レジン接着法』だけで検索すると、須貝先生のブログは出てくるので事は足りたのですが、他に臨床応用し紹介しているサイトを探そうにも、関係のないページの山から探し当てるのは困難です。そこで『レジン接着法 須貝』(敬称略ですいません)で検索すると…H先生のブログが見つかりました。H先生とは面識はありませんが、もくあみ会や臨床歯科を語る会で活躍されている先生なので、すかさずブックマークです。このように経過とともに症例を呈示されているのは本当に素晴らしいと思いますし、まだ短い経過しか追えていない私にとっては羨ましくもあり、とても刺激を受けます。ちなみに『臨床歯科を語る会』なども検索ワードとしてオススメです。

最後に上の画像について。Photoshopでフリーの素材を組み合わせただけですが、一応自作です。もはやアートと呼ぶべき多くの名スライドをつくられたK先生には遠く及びませんが… 

不格好ながら…そこそこK先生の領域────  (とある名言を改変)

でも今気付きましたがちょっとiPodの広告っぽいかも…