2011年4月21日木曜日

スタディグループ

毎月第3水曜日は、私が所属しているもう1つのスタディグループ無門塾の例会です。無門塾もスタートしてから1年半の若い集いですが、メンバーは幅広い年齢層で構成されています。近々クインテッセンスのスタディグループ紹介のページに載るそうなので、詳細はそちらに譲りたいと思います。
担当は、我が憧れの先輩T口先生と、無門塾四天王の一人I田先生。お二人ともお疲れさまでした。 懇親会、二次会が終わるころには午前3時を過ぎていました。おかげで今日はゆっくり休ませてもらいました。

2011年4月18日月曜日

救歯会20周年記念発表会

先週の土日は、救歯会20周年記念発表会に参加させていただきました。救歯会の先生方の活躍はよく誌面を賑わせていらっしゃいますが、ケースプレは初めて拝見しました。臨床に対する熱い姿勢は想像以上で、一本の歯を長持ちさせる努力と、経過観察を大切にしていくケースプレに感銘を受けました。個性あふれる先生方が多く、笑いのたえない非常に楽しい発表会でした。著名な先生も多く参加されておりましたが、所用で懇親会には参加できず、ご挨拶できなかったのが残念でした。
先の火曜会55周年、臨床歯科を語る会30周年に続いてですので、メモリアルな年が目白押しです。来年は熊本のスタディグループKDMの30周年もあるそうです。単なる数字の羅列では片付けられない重みがそこにはあります。
写真右下のLMN会はわずか2年弱の歴史しかもたない新潟の弱小スタディグループで、30代前後のメンバーだけで構成されています。伝承や継承とはまだまだ無縁ですが、続けていくことを大事にしていきたいと考えています。 私にとってとても大切な場所です。

2011年4月16日土曜日

マニア垂涎



以前取り上げた蔵書整理の話題を、当院のベテラン歯科技工士の方にお話したところ、左の5冊をプレゼントして下さいました。このアンティーク感…たまりません。さらに補綴・咬合棚が充実しました。
周りには集めてるだけで全然読んでないんじゃないかと思われているふしがあります。まぁ若干耳が痛いのですが、自分を無理矢理追い込むためにその内ブックレビューでもしてみようかと考えています。

2011年4月10日日曜日

陽気の陰

2008年の新潟の降水日数は157日というデータ通り、昨日今日と新潟市内は連日の雨模様ですが先週は好天に恵まれました。いつもは寝てしまう昼休みですが、雲一つない青空と暖かい日差しに誘われカメラを持って出掛けてきました。
何の木なのかわかりませんが、沢山の蕾が春が来ていることを教えてくれます。とても心地よい陽気の中で散歩していると、あることが頭をもたげてきました。福島第一原発の避難圏内でも同じような天気かもしれない。しかしその日光を浴びようにも、見えない陰がそれを阻んでいる…日光浴にシミ・ソバカス以外の不安がつきまとうことになるとは…
散歩から帰るとある情報が飛び込んできました。それは、震災後から東北・関東地方の歯科医院において、IP方式のデジタルX線写真に謎の黒点が写り込むようになり苦情が相次いでいるということでした。私の勤務先はデンタルX線写真にデジタルは採用していないので、IPについては詳しくありませんが、ある程度の時間出しっ放しにしておいたIPは放射線物質を検出してしまったようです。下のLinkはFUJIFILM社の回答です。
こうして見えない陰がはっきりとした形で見えてくると、いくら微弱で”ただちに”健康に問題がないと言ってもやはり気持ちの良いものではありません。安全派・危険派、様々な情報が飛び交っていますが、その真偽・信頼性に目を凝らして自分なりに判断していくほかないと考えています。

2011年4月8日金曜日

お水取り


今日は『まだ名のない会』で、"お水取り"についてのお話を伺ってきました。K先生からいただいたご案内で初めてお水取りという言葉を知った私ですので、流石に少しは予習をしていこうとwikipediaで調べてみました。1250年以上連綿と続く東大寺で行われる行事だそうですが、あまりに難解な単語が並ぶ説明に早々に断念してしまい、門外漢のまま本番に臨んでしまいました。講師の佐藤道子先生のお話は朗々として明快で、行の所作を身振り手振りを交えて説明していただきました。帰って復習の際には、随分イメージができるようになっていました。火と水の行、練行衆による懺悔(さんげ)…いつか訪れてみたいと思います。




SONY NEX-3


話は変わりますが、K先生に久しぶりにお会いして交わす最初の会話は、いまだに緊張でガチガチになってしまいます。まともに話せるようになるには、少々の時間とお酒が必要で、やっとエンジンがかかってきた頃にはタイムオーバー。遠方からの参加が悔やまれます。帰りの新幹線の中で、せっかく持っていったカメラで1枚も写真を撮らなかったことを後悔。でもこんなカメラを買ったことがバレたらちょっと怒られそうで、カバンから出せませんでした…ブログで懺悔しておきます。

2011年4月3日日曜日

蔵書整理

自慢の…というのは言いすぎでしょうか。4,5年かかってコツコツと集めてきた歯科の本ですが、スカスカだった本棚が少しずつ埋まり中々壮観になってきました。結構絶版モノもあります。先人達の知にすぐ手が届く喜びと、所有する満足感が相まって、夜な夜な本棚を見つめてほくそ笑んだりしています。雑誌ならいざ知らず、これらを電子化しようと気はさらさら起こりません。いざこうして分類して並べてみると、その時その時で気になっていたり勉強したい分野の本を購入してきたつもりでいても、自分の興味がどこに向いてきたのかが見えてきます。臨床基本ゼミの講師や語る会の先生方の書籍が多いのは、私がそちらへ傾倒しているからなので当然ですが、 それに鑑みても補綴絡みの本が多く、一つの棚には収まりません。一方、少ないのはペリオ…蔵書整理は、弱点を可視化するのに役立つかもしれません。