2013年8月26日月曜日

世界遺産




 富士山が世界遺産に登録される少し前のことですが、人生初めての富士見物をしに山梨県を訪れました。途中、長野で車に追突されるというアクシデントに遭いましたが、天候は絶好で、大きな渋滞にも巻き込まれず長距離ドライブを楽しみました。日本人の血のせいか、近づくにつれ徐々に姿をあらわず富士山には興奮しっぱなし。日頃その大きな佇まいを感じられない地域に住む者にとっては、ありがたやありがたやと拝まずにはいられませんでした。 最接近時には頂上に雲がかかっていたのは残念でしたが、とんびがお出迎えをしてくれたので、新潟名物『十全茄子』を添えて、縁起物画像としました。

世界遺産登録なるかというニュースの真っ只中のころでしたから、登山客と思われる車で山麓は流石の混み様でしたが、それをくぐり抜けながら河口湖をぐるりと一周。どこから見ても隙を見せない存在感に後ろ髪を引かれながら、もう一つの目的先へ向かいました。

上はサントリーのウイスキー白州の蒸留所です。年を重ねるごとにウイスキーを好んで飲むようになってきているのですが、この白州蒸留所は工場見学や色々な飲み比べも出来ると聞きつけ訪れたいと思っていた場所でした。森の深くにその工場はあり、新緑の木々と鳥のさえずりに囲まれていて、とてもフレッシュな雰囲気の場所でした。 自分の生年以前のウイスキー樽が数えきれないほどある貯蔵庫には、何十年経過症例を拝見するときのように圧倒されました。早く自分もビンテージになりたいものです。

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