2018年1月30日火曜日
2018年1月7日日曜日
もくあみ会全体会
全体会は『インプラントを使うかどうか悩むとき』をテーマとすることとしました。
事の始まりは、『1本のインプラントのその後』という企画案です。『1本のインプラント』というのはNDの会のO先生の症例で、重度歯周病の治療において1本のインプラントが有効に機能した、いわば少数歯欠損ステージにおける象徴的ともいえるインプラントの使い方はもくあみ会で大きな波紋を呼びました。 しかし、その後それに続くようなケースがもくあみ会から出てくることはなく、少数歯欠損においてインプラントを求めたケースといえば、隣在歯の切削回避が未だ主流のままなのは各雑誌でもご存知の通りです。時が経ち、『1本のインプラント』ケースを知らない若手も増えてきている今、もう一度O先生のケースを振り返る必要があるのではないかという考えるようになりました。
そこから、私たちの考えはインプラントの本数について波及していきました。それは、この話題がインプラントの使用促進という誤解を招きかねないという恐れからでした。そうして生まれてきたフレーズが『最少本数というのは1ではなく0である』ということでした。
「本当にインプラントが必要な場面なのか?」
「インプラントがその問題点を解決してくれるのか?」
「そしてその効果は、長期的にどのような影響をもたらすのか?」
そういった疑問について整理するためには、『0本と1本との狭間』といった局面で考えるのが最適です。もちろん最少の本数というのは症例によって決まりますから、『0と2』あるいは『1と2』で悩む局面もあるかもしれません。
そこで今回の全体会では、会員からインプラントを使うかどうか迷った症例を提示してもらい、インプラントを悩む場面で考えるべきことについて整理していきたいと考えています。
事の始まりは、『1本のインプラントのその後』という企画案です。『1本のインプラント』というのはNDの会のO先生の症例で、重度歯周病の治療において1本のインプラントが有効に機能した、いわば少数歯欠損ステージにおける象徴的ともいえるインプラントの使い方はもくあみ会で大きな波紋を呼びました。 しかし、その後それに続くようなケースがもくあみ会から出てくることはなく、少数歯欠損においてインプラントを求めたケースといえば、隣在歯の切削回避が未だ主流のままなのは各雑誌でもご存知の通りです。時が経ち、『1本のインプラント』ケースを知らない若手も増えてきている今、もう一度O先生のケースを振り返る必要があるのではないかという考えるようになりました。
そこから、私たちの考えはインプラントの本数について波及していきました。それは、この話題がインプラントの使用促進という誤解を招きかねないという恐れからでした。そうして生まれてきたフレーズが『最少本数というのは1ではなく0である』ということでした。
「本当にインプラントが必要な場面なのか?」
「インプラントがその問題点を解決してくれるのか?」
「そしてその効果は、長期的にどのような影響をもたらすのか?」
そういった疑問について整理するためには、『0本と1本との狭間』といった局面で考えるのが最適です。もちろん最少の本数というのは症例によって決まりますから、『0と2』あるいは『1と2』で悩む局面もあるかもしれません。
そこで今回の全体会では、会員からインプラントを使うかどうか迷った症例を提示してもらい、インプラントを悩む場面で考えるべきことについて整理していきたいと考えています。
もくあみ会の新ホームページ
もくあみ会の新しいホームページができました。話題はこのブログで発信しますが、ホームページ上でも細かな内容をアップしていく予定です。右上のタブに、『もくあみ会について・2018スケジュール・リンク・申し込み』がありますので、そちらから中身もご覧ください。
旧ホームページは更新が不可能になってしまったようですので、引っ越し先の会員への周知はメールでさせていただきます。グーグルに引っかかるには1〜3ヶ月かかってしまうようです。
もくあみ会新ホームページはこちらから
旧ホームページは更新が不可能になってしまったようですので、引っ越し先の会員への周知はメールでさせていただきます。グーグルに引っかかるには1〜3ヶ月かかってしまうようです。
もくあみ会新ホームページはこちらから
2017年12月31日日曜日
もくあみ会の面白さ
現在、もくあみ会にエントリーしてくださっている先生方を基本ゼミ卒業年の順に並べると、このような布陣になります。基本ゼミの前身時代を含めると、20年間を跨いでいることに改めて驚きます。ベテランから若手までの幅広い層が基本ゼミOBという同じ立場で集い、互いの成長を確かめ合うこの場所には、毎月集まるスタディグループとはまた違った面白さがあるのではないでしょうか。
参加いただける先生方も60名を伺う勢いで、今後のオープン参加者を見越すとほぼ例年並みといったところでしょうか。遠方にも関わらず、全国から駆けつけてくださる先生方に厚く感謝申し上げます。ただ、今年度の受講者からの参加が少なかったことには反省の余地があり、来年への引き継ぎ申し送り事項です。
もくあみ会は会員の積極的な参加により成り立っています。ブログをご覧いただいた先生方には、何卒ご協力のほどお願い申し上げます。
もくあみ会 in 新潟は2018年3月17日18日開催です。
参加いただける先生方も60名を伺う勢いで、今後のオープン参加者を見越すとほぼ例年並みといったところでしょうか。遠方にも関わらず、全国から駆けつけてくださる先生方に厚く感謝申し上げます。ただ、今年度の受講者からの参加が少なかったことには反省の余地があり、来年への引き継ぎ申し送り事項です。
もくあみ会は会員の積極的な参加により成り立っています。ブログをご覧いただいた先生方には、何卒ご協力のほどお願い申し上げます。
もくあみ会 in 新潟は2018年3月17日18日開催です。
2017年12月4日月曜日
歯周病治療はおおむねやさしい
2017年11月22日水曜日
第2回 新潟もくあみ会
第2回新潟もくあみ会が終了しました。名前が紛らわしいのでよく混同されることが多いのですが、もくあみ会の新潟開催とはまた別の会です。2013年に行われた第1回から4年を経て、NDの会と無門塾のもくあみ会会員が再集結しました。ここまで漕ぎ付けるのに紆余曲折ありましたが、前回よりも互いの関係性が密になったと感じており、来年3月の「もくあみ会 in 新潟」に向けての良い船出となりました。
今回の「悩むのは上顎に限られている」という企画を本会へそのまま持っていくのは難しく、切り口を変えた企画進行が全体会へ向けての急務です。当面はこれまで温めてきた「最少のインプラント」という企画を元に、オール新潟で取り組んでいこうとしています。
「もくあみ会 in 新潟」の出欠締め切りは明日までとなっております。少し出足が鈍いようですので、周りの方をお誘いください。よろしくお願い致します。
今回の「悩むのは上顎に限られている」という企画を本会へそのまま持っていくのは難しく、切り口を変えた企画進行が全体会へ向けての急務です。当面はこれまで温めてきた「最少のインプラント」という企画を元に、オール新潟で取り組んでいこうとしています。
「もくあみ会 in 新潟」の出欠締め切りは明日までとなっております。少し出足が鈍いようですので、周りの方をお誘いください。よろしくお願い致します。
2017年8月27日日曜日
衣錦之栄
10年前、臨床基本ゼミ帰りのN先生を捕まえて、口腔内写真の撮り方などを教えていただいていた勉強会がありました。それから間もなくしてメンバーはそれぞれのステージに進んでいき、会は終わりを迎えるわけですが、私にとっては補綴科での最後の花火ともいえる楽しい思い出でした。
それからも絆は途切れることなく、顔を合わせばいつも心を許せるN先生でしたが、その先輩がこれまで積み重ねてこられた思考を形にした『臨床診断』のプレゼンテーションをもぐら塾で目にした時は大きな衝撃を受けました。なんかよう会にて二度目のお話を伺った折に、是非このお話を新潟で!という私の身勝手なお願いを快く引き受けてくださり、八月夏の最後に10年越しに『ダテ塾』が復活開催されました。
本会では、一頻り臨床診断についてお話いただいた後、こちらからは若手が欠損歯列3ケースを提示し一緒に考えるというキャッチボール形式で進めていきました。臨床基本ゼミ講師でもあられるN先生ですから、その辺りの捌き方はお手の物。時間も3時間ぴったりで、拍手万雷のスターマインでした。
その後は思い出のラーメンを一気に食して、颯爽と新潟を後にされました。前夜祭も含めて大いに盛り上がり、塾長自ら「定例会化!」と言い出すなど、今後も楽しい思い出を作っていけそうです。
登録:
投稿 (Atom)