2011年3月17日木曜日

東北関東大震災

震災からもうすぐ1週間が経ちます。もしかしたら、寝れば何もなかったことになっているかもしれないと思いながら床につくも、何回朝を迎えても悪夢は覚めませんでした。被災した友人へかける言葉は見つからず、このブログにはアクセスするのも憚られていました。あれほど希望に燃えていたのに、歯科書籍に目を通す気もしなくなりました。ただただ、テレビから流れるニュースを眺め、心を痛める日々。安全な場所にいる自分ですらこうなのですから、被災された方々の苦しみは、一体どれほどなのでしょうか。
そんな虚無の中、周囲の人間の被災者を気遣う行動に心動かされました。みんな自分にできることを探しています。今はどんなに些細で、その効果に疑問があるようなことでも、協力していきたいと考えています。
今回の出来事が、人々に与えた影響は計り知れません。三つ子の魂百までとは良く言ったもので、 『人間はそうそう変わらない』と私もそう思っていました。しかし、この震災はまさに人間の心に変革をもたらすものであり、新しい価値観が生まれる可能性があるような気がします。今は、全国から被災地に善意が向けられています。いつか被災地に再建がもたらされた後も、その優しさを人間は継続していけるのか。身が引き締まる思いです。

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