2011年4月10日日曜日

陽気の陰

2008年の新潟の降水日数は157日というデータ通り、昨日今日と新潟市内は連日の雨模様ですが先週は好天に恵まれました。いつもは寝てしまう昼休みですが、雲一つない青空と暖かい日差しに誘われカメラを持って出掛けてきました。
何の木なのかわかりませんが、沢山の蕾が春が来ていることを教えてくれます。とても心地よい陽気の中で散歩していると、あることが頭をもたげてきました。福島第一原発の避難圏内でも同じような天気かもしれない。しかしその日光を浴びようにも、見えない陰がそれを阻んでいる…日光浴にシミ・ソバカス以外の不安がつきまとうことになるとは…
散歩から帰るとある情報が飛び込んできました。それは、震災後から東北・関東地方の歯科医院において、IP方式のデジタルX線写真に謎の黒点が写り込むようになり苦情が相次いでいるということでした。私の勤務先はデンタルX線写真にデジタルは採用していないので、IPについては詳しくありませんが、ある程度の時間出しっ放しにしておいたIPは放射線物質を検出してしまったようです。下のLinkはFUJIFILM社の回答です。
こうして見えない陰がはっきりとした形で見えてくると、いくら微弱で”ただちに”健康に問題がないと言ってもやはり気持ちの良いものではありません。安全派・危険派、様々な情報が飛び交っていますが、その真偽・信頼性に目を凝らして自分なりに判断していくほかないと考えています。

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