2011年7月30日土曜日

大雨と絵本

 新潟では木曜日から雨が降り続いています。慣れ親しんだ天候ですので普段は全く気にする事はないのですが、ここまで道路が冠水してしまうと流石に生活に支障が出てきます。せっかくの休日を棒に振りたくはありませんから、大雪の日専用の長靴を引っ張りだしてきて、行く手を阻む河を強行突破しました。100メートルも行くと普段と変わらない道があり、私の家周辺の海抜が低い事がよくわかりました…
 向かったのは、世界の絵本作家展Ⅲ『絵本の世界へ旅しよう』です。童心に還るような懐かしさを期待していきましたが、数点を除いては初めて見る絵柄ばかりでしたので、新鮮な気持ちの方がほとんどでした。読書用に、といくつも置いてある絵本をしばらく読んでみると、子供の感受性を高めるには絶対、上乗せが望めない大人にとっても、失われていく一方のそれを取り戻してくれるような気がしました。自分の子供にはたくさんの絵本を与えてあげようと強く感じました。


 絵本展では、世界に6点しかないという星の王子様の原画の1枚がもう1つの目玉でした。
物販コーナーでは、以前から気になっていた星の王子様の飛び出す絵本が売っているのを期待していましたが、残念ながら見当たらず。代わりというわけではないですが、装幀が魅力的で、綺麗な絵がたくさん載っていた不思議の国アリスを衝動買いして帰りました。
降り止まない雨と絵本が非日常感を際立たせてくれた休日でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿